2009/11/21
メールマガジンAVANCE!#216
----------------- AVANCE!----------------- -------------第二百十六号-20/11/2009-------- 考える・参加する・何かできる・・そんな為のヒントが こっそり詰まった、世界中から届く"お楽しみ"です。 ------------------------------------------ やっと新号を発行となったら年末がすぐ近くでした。 当マガジンとお付き合いくださり、どうもありがとう ございます。そろそろこの一年のことを振り返りたく なる時期ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。 ------------------------------------------ <<<今号の内容>>> スゴイひとについて書いてみる ------------------------------------------ 愚痴や文句、よくてツブヤキ程度はスラスラ書けて も、理想や希望は意外と、愚痴ほど簡単に書き表せ ないものだ。ダメな奴のことはまるでドキュメント 作家か何かのように書けるというのに、見習いたいと 思わせられた人物のことはなかなかうまく表現でき ない。そして、そういう、うまく表現できない( うまく把握できないから表現できないのだろう)人物 が、見習うなどという位置より遥か遠くへすっかり 行ってしまってから、その遠さを痛感して初めて 身を入れて見習う気になったりする(当然、その時 こそ「既に遅し」なのである)。 そこで、手遅れにならぬうちに一流の人に学ぶべく、 これまでに接することのできた「スゴイ」人々のどこ がいかに輝いていたかを書くことに、以下で挑んで みたい。 ===== * 満足している。不満がない。そして満足が拡大し 続けている。 スゴイ人々に接すると大概、何かを貰ったような気に させられる。スゴイひとの放つ充実・喜び・嬉しさと いうようなものが伝わってきているのではないかと 思う。不満は恐らく、幾らスゴイひとでも持っている ものだと察するが、不満に構うことに時間を使って いないが故に結果不満は頭の片隅に追いやられ、萎縮 している。萎縮した跡にはヤル気や好奇心が代わりに 入り込んでいる。この充満の様子が、スゴイ人では 明白である。明らかに充実していて、明らかに喜んで いる。「なんとなく」ではない。 * 自分の器を越えたものへ注目を集めることに成功 している。 スゴイ人には、そのひとひとりへの注目はもういつか どこかで充分集めたからもういいや、という放棄が ある。何も、若い頃に成功したというわけではなく、 子供の頃に周囲からよく構って貰ったというような 勉強だの経済力と関係のないところにその放棄の根拠 があるように思う。他人の注意や注目は、電気や熱の ようはエネルギーとして作用するから、注目の集まっ たものは進展の可能性を得る。そのようにスゴイ人が 提示する「ひと以外のもの」へと注目が集まり、その 「もの」が進み、伸びる。 * あらゆる手を使って、充実と進展を得ている。 失敗を糧に、などということばがあるが、糧どころか スゴイ人の前には失敗も逆風も全てが好機なのでは ないか。ネガティブなことを考える頭の回路が萎縮し ているので、不気味なくらいに何もかにもを面白がる。 それで、日常に面白いネタがゴロゴロすることになる。 ネタがあるもので、「次」の様子を次から次に空想 しては「どう?」と問いかけて自分の外に出し、出し たら最期、空想ではなく現実のものにしてしまう。 スゴイひとの個体は、こういうよくできた手品のよう な装置であるとも言える。 ===== 端からみて、これらスゴイという人はやはり、恵まれ ている、という形容が似合いである。健康・時期・ 機会・運勢といったものに実に恵まれているのであろ う。ヒトという生きものにおいてそれだけ恵まれた 環境が揃い得ている成果、それがそのスゴイ人の存在 なのだが、それを目の前にすると感激がやって来る。 ヒトでもこういう好ましい存在でいられるのか、と、 自分を含めヒト種を肯定する気になれて、感激する。 草むらかき分け、眼を皿のようにしつつ地を這って 探し狙ってでも、スゴイひととの遭遇を体験すること をおすすめする。現人神でもなく超人でもないヒトが スゴイと思えた記憶は、まさに、我らにとって生きる 希望となる。こうして語にするとクサい、が。 ===== フランスではもしかしたら、人々の頭の中でこのよう に、スゴイひとのスゴサの共通項が無意識のうちに 抽出されてきているのではないか、と思うことがある。 分野・時代・個体差と離れたところでスゴサという ものが何によるのか・何であるといえるのかが確認・ 検討し続けられていて、そのためにヒトのスゴサに 敏感になれているのではないだろうか。そして、そう やって敏感に検出したスゴサを学ぶことができている のではないか? ------------------------------------------ AVANCE! --考える種-- 20/11/2009発行・第二百十六号 発行責任者・伴真伊・ima19_at_bigfoot.com 無断転載ご遠慮願います。ご質問、ご意見その他諸々 は上記アドレスへどうぞ。 まぐまぐマガジンID:0000001475・バックナンバー は下記をご覧下さい。 http://archive.mag2.com/0000001475/index.html


