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2008/02/17

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----------------------AVANCE!----------------
-----------------第二百七号-17/02/2008--------
考える・参加する・何かできる・・そんな為のヒントが
こっそり詰まった、世界中から届く"お楽しみ"です。
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<<<今号の内容>>>
この音と一緒に・・・Quicksand
「 独自独創 」- アレ好きコレ好き・・・ナイフ
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この音と一緒に
Quicksand / David Bowie (1971)
http://www.algonet.se/~bassman/album/hd.html

音や楽曲にまつわるできごとを紹介して行く連載です。
「この曲を紹介」にて書いた作家のものも、紹介しきれ
なかったものも登場します。

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もう何千年もの間、地球上には世の東西というものが
存在してきた。ひとつの球体の表面に同じように張り
付いているにしては、これら東西なるものが心底から
交わるに至ったことはそう記録されていない。水と油
ではないが、一旦分離してしまったものはそう簡単に
再合流し得ないのかも知れない。

実現が難しいこととなると、難しさ故に魅力的に見え、
魅力的であるとなれば是非とも体感してみたくなる。
そういう体感してみたいことの一つである世の東西の
再合流は、壮大なスローガンを掲げているときには
見え難く、時に、とても猥雑な中に一瞬だけ見える
ことがあるように思う。この曲を静かに聴いていられる
時には、ほんの一瞬、洋魂和才・和魂洋才の亡霊
が諸とも現れているのじゃないか、という気になる。

何やらブッキョウの影響を受けたとか云われる魔術
師のことなどが歌詞にあるので、確かにこのうたは
世の東西の云々を語るに適したものなのではある。
それにしても、コクサイコウリュウだのシミンウンドウ
ではない西洋モノのなかに東洋が匂うことが私には
嬉しい。こういうものから漂ってくる味わいならば、
より多くのひとが手軽に味わえるではないか!

サビ部の歌詞は、アジアの主張する「無」の境地に
近いことを語っている。それが西洋音階に乗った
西洋語で歌われる。無の境地なるものや音階・言語
のどれかが自分の幼い頃の記憶から遠いものであっ
ても、この曲がこれらをひとつにして聴かせてくれる。
そんな曲のことを美しいとする評がかなり出ている。
勿論、楽曲の響きも歌唱も美しいと感じさせるもの
なのだ。何故そういうものを美しいと感じるか。こういう
問いを発してこれまで何度も「音楽は理屈じゃない」
と返されてきたが、また問う。

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「 独自独創 」- アレ好きコレ好き

47. ナイフ
http://www.fontenille-pataud.com

=====
呑みたい酒のために揃えた、というものがある。先ず
ガラス器。ワインはいつも利き酒用の素っ気無い器
でのんでいたが、ウイスキイにはフランスの名店の品
を与えていた。何もガラスでワインにいい思いをさせ
ていなかったワケではなく、葡萄酒用にはよい栓抜
きを用意していた。

ラギオールという地方はナイフの産地で、そこで作ら
れた、栓抜きとナイフが一緒になったものを買ったの
だった。これは実は栓抜きという観点からもナイフと
いう品物からしても邪道に属する品なのだろうが、
自分で栓を抜く酒は全てこれで開ける気でいた(カ
リフォルニアでのむ葡萄酒でも、だ)ので、「オール
インワン」であることは重要だった。今となって、ナイ
フを持ち歩く旅行は難しくなるし酒は呑めなくなった
のではある。

自分が小型の刃物を好きであるとは実は気が付い
ていなかった。ラギオールと前後して左刃のスイス
ナイフとか京都の刃物屋のやはり左刃の小刀など
を買って、ある程度品物の数が揃ってしまって、ある
時ハタと気が付いた。当然、研ぐのも好き。ただし
菜切りほどの大きさだと愛着が薄れる(勿論、研い
ではやる)。

刃物の切れ味を愛でると、同時に自分の内部の
悪趣味を晒すことになるような気がする。あるとき、
金属刃の強烈に研がれたものの表面が水のように
見えないだろうかと写真を撮ってみたら、写真を
観たひとが「そんなもの撮るンじゃない」と言った。
決して水を含まないナイフの刃が水を含むものと
接することは、日常にそうあってはならないことで、
あってはならないが故に瞬時に終わってしまわね
ばならなように思う。

=====
ウェブサイト

所有している品のメーカーのサイト。日本語ページ
もある!

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感想・質問・意見・投書はお気軽にどうぞ!お待ち
いたしております。

AVANCE! --考える種--
17/02/2008 発行・第二百七号
発行責任者/編集・伴真伊・ima19_at_bigfoot.com

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マガジンID:0000001475・本誌バックナンバーは
下記をご覧下さい。
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000001475

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