2009/09/08
KIP090908「シンプルイズベストのパン屋さん」
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 2009年09月08日(火) 第2762号 日刊! 関西インターネットプレス ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■本日のコラム「シンプルイズベストのパン屋さん」 火曜日担当:産業ジャーナリスト 竹原 信夫 パン屋さんが町に目立っています 今は街にはいろんなお店があります。そのなかでも、パン屋さんがたく さんできました。ボクは、大阪の郊外で生まれましたが、町にはパン屋さ んは一軒しかなく、みんなそこで同じようにアンパン、クリームパンなど を買っていました。 でも、最近のパン屋さんはオシャレです。ボクの会社のそばにあるタケ ウチベーカリーさんなどは、ガードマンが整理に当たるほどの繁盛ぶりで す。若い女性の方がたくさんのパンを買って帰られます。 ◎店内が厨房のような雰囲気 そんなパン事情のなかで、先日、ちょっと変わったおもしろいパン屋さ んを取材しました。外から見た感じは、よくあるおしゃれなパン屋さんの イメージです。 ところが、中に入るとビックリしました。ショーウインドーなどがあり ません。すぐに、厨房の雰囲気で、忙しそうにパンを焼いておられます。 ◎1.5斤の食パンのみ 出来上がったパンは、次々と作業台に並べていかれます。それも、同じ サイズの角食パンばかりです。「食パンがたくさんありますね」と、社長 さんにお聞きしました。 そうしたら、「うちは、この1.5 斤の食パンだけです。他のパンは一切 つくっていません」とおっしゃいます。実際、近所の主婦らしき方が、自 転車でこの食パンを1つ2つと買っていかれます。よく売れているようで す。 ◎食パンにこだわる! 「食パンだけでのパン屋さん?」と確認しました。「そうです。オープン して3ヵ月目から黒字です」と答えていただきました。随分思い切った戦 略です。 「お客様はもっといろんな種類のパンを作ってと言われますが、食パンだ けです」と、固い決意です。そして続けられます。「うちにはパン職人は いません。材料にこだわって、毎日同じ食パンをつくっています」と。 ◎ロス、無駄のないやり方 確かに、食パンだけを毎日つくっていると、職人さん以上に上手に焼く ことができます。それに、「ロスが少ないのもありがたいですね」と言わ れます。 たくさんのパンを置いていると、どうして売れ残り、捨てなければなり ません。「でもうちは、夕方売り切れた時点で終わります。だからロスは でません」と。 ◎1日200本の販売 なるほど。うまい商売です。たくさんの種類でお客様を集める戦略と は、逆のやり方です。1・5斤のこの食パン1本500円です。1日 200本売るそうです。近所には配達サービスもされています。 消費者の声に引っ張られずに、1つの商品に絞り込むと、いろいろなメ リットがあるのです。まさに、シンプルイズベストのパン屋さんでした。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 明るいメルマガ会員募集中! 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 産業情報化新聞社 日本一明るい経済新聞(BSJ) HP http://www.akaruinews.com 【プロフィール】 竹原 信夫/たけはら のぶお 昭和23年10月29日生まれ。大阪府出身。 ・昭和46年3月関西大学社会学部マスコミ学科卒、同年4月日本 工業新聞編集局大阪経済部入社、平成2年経済部次長(デスク)、 9年2月から経済部長。2001年より独立。 ・ビジネス・ストリート・ジャーナル(BSJ)編集長、大阪府異 業種経営者異能専門家交流会議(IBC)専門家委員、大阪経済法 科大学客員研究員。 家族構成は妻と長女と10匹のネコちゃん。 【イベントカレンダーはこちらのURLからもご覧いただけます。】 http://easyurl.jp/jxk ※「EasyURL」さんのサービスを利用してURLを短くしております。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 「日刊! 関西インターネットプレス」http://www.digipre.com/kip 発 行 関西デジタルプレス http://www.digipre.com 発行人 野々下裕子 kip@digipre.com 配信協力 まぐまぐ http://www.mag2.com/ bloguru.com http://www.bloguru.com/kip 講読の変更・解除 >http://www.mag2.com/m/0000000122.htm ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ (c) Kansai Digital Press. All rignt reserved.



