2009/08/28
F1 HYPER NEWS - 第11戦ヨーロッパGP観戦記Part1ハミルトンとバリチェロの攻防
F1ハイパーニュース [第11戦 ヨーロッパGP観戦記 Part1 ハミルトンとバリチェロの攻防] □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ■■■■■ ■■ F1ファンのネットサーファーに贈るハイパーニュース ■ ■ ■ ○○○ 第11戦 ヨーロッパGP観戦記 ○○○ ■ ■ ■■■ ■■ ■ このメールマガジンは、F1ファンのページ発行です。 ■ ■ ■ ■ ■ ■■■■ 発行者:田原 俊哉 nrf52035@nifty.com □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼△ トピックス △▼ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆ 宜しかったらアンケートに回答お願いします ☆★ ■ 第11戦 ヨーロッパGP観戦記 Part1 ハミルトンとバリチェロの攻防 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 仙太郎 : sentaroh@passion55.com ■ アンケート結果 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆ 宜しかったらアンケートに回答お願いします ☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 宜しかったらアンケートに回答お願いします ■ 頂いた内容は次号に掲載させて頂く事があります。 この時メールアドレスやお名前(HN含む)は掲載されませんのでご心配なく。 また、気に入った記事がありましたら、ライターへ直接激励のメッセージでも 送りませんか。やはり反応があると嬉しいものですよね。 アンケート回答は、以下をメールソフトにコピーして、nrf52035@nifty.com までメール下さい。このメールニュースへの返信でも結構です。 ●今週号は面白かったですか? ○はい ○いいえ ○どちらともいえない ●今週号の感想をお聞かせ下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 第11戦 ヨーロッパGP観戦記 Part1 ハミルトンとバリチェロの攻防 仙太郎 : sentaroh@passion55.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 目次 1.ヨーロッパGP観戦記 Part1 ハミルトンとバリチェロの攻防 2.Pit-FM F1MEETING @ ベルギーGP開催のお知らせ 3.ラジオ番組出演のお知らせ ----------------------------------------------------------------------- 2009 Rd.11 ヨーロッパGP観戦記 Part1 ハミルトンとバリチェロの攻防 ▽二連勝を逃したハミルトン 優勝は十分に可能だったハミルトンだったが、些細なミスで勝利を逃してしまっ た。 問題の場面は、二回目のピットインのタイミングである。 バリチェロに3.6秒差を付けていた36周目にチームからピットにはいるよう、ハ ミルトンは指示を受けた。 この時点で、できるだけピットストップを遅らせて、バリチェロとの差を広げよ うと考えていたマクラーレンは、もう1周多く走らせるかどうか迷っていた。 そしてハミルトンがピットロードへ向かう白線に入った瞬間に、ハミルトンにス テイアウト、もう一周走れの指示が飛んだ。 もうコース上に戻れないハミルトンは、そのままピットに向かいチーム側はタイ ヤの準備ができておらず、ここでハミルトンは6秒以上失い、事実上負けが決ま った。 バレンシアのサーキットはピットロードの距離が短く、ハミルトンがピットロー ドに向かってからマクラーレンのピットに到達するまでの時間が短かったことも 不運だった。 もう少しピットロードが長いサーキットであれば、間に合ったかもしれない。 しかし、少し考えればこれは防げたミスである。 第三セクターに入っても、ピットインの指示は有効であったのであるから、ク ルーは外に出てきて準備をすればいい。 直前にピットインがキャンセルされても、そのままもう一周外で、ハミルトンが 入ってくるのを待っていればいい。 それだけのことである。 実際、ピットクルーが出てきたにもかかわらず、マシンがピットに入ってこない 場面は存在する。 なぜマクラーレンほどのチームが、リスク対策をしなかったのか、不思議である。 コミュニケーションミスにより、手に掛けていた勝利を逃したハミルトンとマク ラーレンであるが、そこまでの走りは見事であった。 レース序盤からスーパーソフトで走れると見抜いたチームの判断。 そして、それに応えて最速ラップを更新し続けたハミルトンのドライビング。 実際、ハミルトンは10周を過ぎてもなお最速ラップを更新し続けることができた。 第二スティントのロングランもスーパーソフトで走り続け、バリチェロとの差を キープしていた。 そして最後のピットストップを迎えて、チームはこう考えたに違いない。 ハミルトンの第三スティントのタイヤはハード側である。 タイヤへの攻撃性が小さいバレンシアの路面では、タイヤが温まるのに数周かか る。 追ってくるバリチェロは燃料が少なく速いラップタイムが可能である。 彼はハミルトンより数周遅くピットにはいるはずだ。 となるとバリチェロがピットアウトしてきたタイミングで、ハミルトンが前に出 られたとしても、本当に僅差だったはずである。 実際、バリチェロはピットアウト直後のハミルトンに対して約1秒速かった。 だからこそ、ソフトタイヤで1周でも多く走り、バリチェロとの差を広げたいと いう気持ちはよくわかる。 また作戦的にピットインのタイミングを、ライバルチームに伝えたくないので、 ギリギリまでクルーを外で準備させたくないというものわかる。 だが、それでレースを失ってしまっては元も子もない。 あまりにも痛かったチームの判断ミスだった。 これが単純なミスなのか、ロン・デニスなき後の後遺症なのかはわからない。 一つだけ言えることは、今年の競争の激しいF1では、たった一つのミスで、全て を失いかねないと言うことである。 それにしても、マクラーレンのドイツ、ハンガリー、バレンシアでのアップデー トはものすごい効果があった。 ドイツの一つ前、イギリスでハミルトンが悪戦苦闘していたことを思い出せば、 驚異的な開発能力である。 バレンシアでは、ハミルトンのマシンのみ、ホイールベースを短くした、新しい サスペンションを投入。 KERS搭載により、重量バランスを思うように変えられないマクラーレンはサスペ ンションを変更してまで、その改善に取り組んできた。 これは、本来ベルギーGP用のアップデートだったが、このサーキットでも威力を 発揮していたと思う。 ホイールベースを短縮して、回頭性を上げれば、低速コーナーでのターンも素早 くすることが可能だ。 もっともそれは、マシンの安定性を犠牲にしているの、ドライバーの負担は増え る。 だが、ハミルトンはそれを見事に乗りこなしていた。 本来、マクラーレンはハンガリーGPで今年の開発を終了する予定であった。 彼らの勝利への執念を感じる。 ▽天候により復活したブラウン マクラーレンのミスにより5年ぶりの勝利を得たバリチェロであったが、彼の走 りもまた素晴らしかった。 もしあのハミルトンが二度目のピットに入るタイミングで、バリチェロがハミル トンより10秒以上遅れていれば、マクラーレンのミスはなかった。 マクラーレンは、ガス欠を防ぐ為にハミルトンを余裕を持ってピットに戻せば、 あとはフィニッシュに向けて走るだけで良かったからだ。 実際、ハード-ハードと保守的なタイヤ選択をしてきたバリチェロであったが、 第一スティントでは、ソフトをはくハミルトンを敵に回して、二人でベストラッ プを更新しあっていたし、気温が上がってきた第二スティントではハミルトンと ほぼ同じペースをキープして差を広げられなかった。 それがマクラーレンにプレッシャーをかけていたのは間違いがない。 これだけ高温のレースで38歳のバリチェロが最後まで集中力を失わずにドライブ し続けたのは、素晴らしい。 彼のスタートも文句なし。 フロント・ロウを独占したKERS搭載のマクラーレンに遅れない素晴らしいスター トをきった。 ここで、ベッテルやライコネンに先を行かれていればまた、彼の勝利はなかった だろう。 今シーズンのバリチェロは、ここまで何度も素晴らしいスタートを見せてきた。 ここまでは、それを勝利に結びつけられなかったが、今回は見事な勝利となった。 バレンシアの高温もまたブラウンGPに味方した。 ここ数戦、タイヤ温度が上昇しない現象に悩まされてきたが、30度以上の気温に 助けらた、バリチェロのペースは一貫して速かった。 レース後のバリチェロは疲労困憊であったが、目に涙が光り、満足そうな笑顔が 印象的だった。 そして彼がヘルメットに入れたメッセージ(Felipe - see you on track soon! フェリペ、すぐにトラックで会おう!)はマッサに伝わった。 一方のバトンはQ3でのミスにより、5番手からのスタートとなり、1周目に四つポ ジションを失ったことが、最後まで響いた。 バレンシアのサーキットは、市街地サーキットでレコードライン以外は、埃がひ どく、まともに走れない。 よってレースペースがどんなに良くても、この結果は致し方ない。 だが、ライバルのレッドブルがノーポイントの状況で、バトンが2ポイント拾え たのは大きい。 チャンピオンシップが1ポイント差で決まったことは、何度もあるのだから。 ▽エンジンに泣くレッドブル フリー走行中にエンジントラブルでセッションを棒に振ったベッテルであったが、 レースでもエンジントラブルに見舞われてリタイヤした。 二戦連続ノーポイントに終わったのは痛かったが、それより痛かったのは2基の エンジンを失ったことである。 最初に壊れたエンジンも、長い距離を走っていたわけではなく、レース中に壊れ たエンジンは新品であった。 これによりベッテルが持つ新品のエンジンは残り1基だけと見られる。 今後、スパとモンツァはエンジンへの負荷が大きいことを考えると、残り6レー スの中でベッテルが9基目のエンジンを使用して、ペナルティを課される可能性 は高い。 更にエンジンが壊れることになれば追加のペナルティも考えられる。 今シーズンは、年間で8基のエンジンを使用することができ、9基目のエンジンを 使用したときのみグリッド10番手降格のペナルティを与えられる。 現在、来シーズンに使用するエンジンを検討しているレッドブルにとって、この 連続するエンジンブローは、エンジン選択に大きな影響を与えるかもしれない。 ライバルであるブラウンGPが使用するメルセデス・ベンツのエンジンにトラブル が少ないことは、彼らを苛立たせまた、同じエンジンの搭載も視野に入れている だろう。 チャンピオンシップを争うウェバーも予選からスピード不足が明らかだった。 決勝でも最大のライバル バトンにかわされて9位。 ノーポイントに終わった。 しかし、考えようによってはバトンも2ポイントしか追加できていないわけで、 最悪の結果とまでは言えないだろう。 レッドブルは、ベルギーGPに向けてKERS搭載を検討してようであるが、これはな いだろう。 確かにスパは長い全開区間があるが、大きく重たいルノーのKERSでは、デメリッ トも多く、信頼性も心配である。 レッドブルは、KERS採用を検討するのではなく、現状マシンの信頼性向上こそが、 緊急の課題だろう。 ----------------------------------------------------------------------- 【Pit-FM F1MEETING @ ベルギーGP開催のお知らせ】 8月30日日曜日に、毎度お馴染み、「Pit-FM F1MEETING @ ベルギーGP」が開催さ れます。 場所は東京六本木にある、世界で唯一のFOM公認Pit Stop Cafe。 このパブリックビューイングの良さはなんと言っても、会場の一体感。 レース中は、各人が応援するチームやドライバーを拍手などして応援しています が、フィニッシュの瞬間は誰が勝っても大きな拍手。 F1ファンで良かったと実感できる瞬間です。 毎回のイベントの様子はこちらからご覧いただけます。 http://blog.pit-fm.jp/archives/category/meeting もちろん、私 仙太郎も会場で解説します。 ご来場お待ちしています。 【開催概要】 開催日:8月30日日曜日 入場料金:\1,000 場 所:Pit Stop Cafe(東京・六本木) 地 図:http://www.f1pitstopcafe.co.jp/access/ <暫定スケジュール> 19:00 入店開始 19:30 オープニング~トークショー 20:50~ヨーロッパGP CS放送開始 21:00~ヨーロッパGP 決勝レーススタート レース終了後、トークショー・GP予想当選者発表 ※上記の内容は暫定のスケジュールです。 予告なく変更になることがありますので、ご来場の場合は事前にHP等で確認をお 願いします。 http://blog.pit-fm.jp/ ----------------------------------------------------------------------- 【ラジオ出演番組のお知らせ】 今週もmaririnさんがナビゲートするF1番組【F1 LOVE JOURNEY】に出演します。 前回は、ミハエル・シューマッハー復活騒動顛末などとお伝えしましたが、すみ ません。 直前に、内容の変更があり、ヨーロッパGP展望の話となりました。 ミハエル・シューマッハーの話は9月4日の放送へと延期になりました。 今週は、ヨーロッパGPの振り返りと、ベルギーGPの展望です。 オン・エアー日時は下記の通りです。 8月28日金曜日 25:00~26:00 8月30日日曜日 12:00~13:00(再放送) この番組は埼玉県のFM放送局フラワーラジオでオンエアされていいるのですが、 インターネットでも聞くことができます。 【F1 LOVE JOURNEY】を聞く方法 フラワーラジオの放送は、インターネット放送のサイマルラジオでも同時放送し ています。 インターネット環境のある方は、下記URLにアクセスして、サイマルラジオの ホームページが出て来たら、加盟FM局一覧の中の、関東は埼玉県のフラワーラジ オをクリックして放送を聞くことが出来ます 放送日時はフラワーラジオと同じ日時です サイマルラジオURL http://www.simulradio.jp/ 毎週金曜日25:00~26:00放送 &毎週日曜日12:00~13:00放送 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 仙太郎 70年代からF1を愛する、F1エンスージアスト。 「Pit-FM F1Meeting」レギュラー解説者 バックナンバーはこちらのブログへ。 http://blog.passion55.com/ 励ましやご感想のある方はこちらのアドレスまで、 どうぞ。 sentaroh@passion55.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃●F1ハイパーニュースは、F1ファンのページより発行されています。 ┃ ┃ 編集長 田原俊哉: nrf52035@nifty.com ┃ ┃ ┃ ┃●Copyright(c),1997 F1ファンのページ ┃ ┃ 当メールマガジンに掲載されたすべての記事を許可なく転載することを ┃ ┃ 禁じます。 ┃ ┃●NPW(ネットワーク・パブリッシング・ライター)に励ましのメール ┃ ┃ を送りましょう。楽しいコラムを書く励みとなるはずです。 ┃ ┃●NPWを募集しています。興味がある方は、nrf52035@nifty.com まで ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


