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2008/03/26

F1 HYPER NEWS - 第2戦マレーシアGP観戦記号 [読者プレゼント付き]

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F1ハイパーニュース [コラム号 - F1 第2戦 マレーシアGP 観戦記号]

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■ F1 第2戦 マレーシアGP 観戦記号 - ライコネン復活
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■ F1 第2戦 マレーシアGP 観戦記号 - ライコネン復活

                   仙太郎 : sentaroh@r3.dion.ne.jp

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▽ライコネンとマッサの明暗

ライコネン復活とでも書くべきだろうか。
ただ、前回の観戦記で書いたとおり、フェラーリが開幕戦で勝てなく
ても彼らのマシンが最速なのは明らかだった。
だから、今回の勝利もなんら驚くべきことではない。
イタリアのプレスは、オーストラリアで敗れたことで、この世の終わ
りの様な論調だったらしいが、あきらかに騒ぎすぎである。
もっともマスコミが扇動的なのは洋の東西を問わないと言うことか。

予選のQ3で調子の出なかったライコネンではあったが、最初のストッ
プでマッサをかわしてからは実力を見せつけ、彼がリタイヤしてから
は独走でチャンピオンになってから最初の優勝を飾った。

それよりも、驚いたのはマッサだ。
スタート直後、出遅れた彼は好スタートを切ったライコネン側に大き
くマシンを振り威圧してトップの座を守った。
ライコネンとフェラーリはこの彼の態度を好ましくは思わなかったの
だろうが、アイスマンはレース後の会見でも淡々と振り返って見せた。

これでもマッサが勝てれば面目を保ったのだろうが、彼はなんと二位
走行中にスピンしてリタイヤした。
ライコネンにじわじわと差をつけられていたので、何とか挽回しよう
としていたのはわかるが、完全な1-2体制の中で限界を超えてまでプッ
シュする必要があったのかどうか疑問だ。
ただでさえ暑いレースで、前回は二人ともエンジントラブルでリタイ
ヤしているとなれば、多少ペースを落として走り、次戦以降のチャン
スを待ちというのが正しい判断ではないか。
それが、できないところが彼とライコネンンとの大きな違いなのだろ
う。

こういうレースをやるとチームからの信頼を大きく損なう。
ただでさえ、彼の大きな後ろ盾となっていたジャン・トッドが退任し、
彼の立場は微妙だ。
彼もそこのところを感じ取っていたので、必要以上にプッシュしたの
かもしれない。

事実、2010年まで彼の契約は残っているにもかかわらず、後任ドライ
バーの噂が出てきている。

マッサのリタイヤだが、ライコネンのドライバーズ・チャンピオン獲
得という意味では悪いことではない。
現時点でフェラーリがひとつ抜け出たパフォーマンスを見せているの
であれば、一人のドライバーにポイントを集中させる方がいい。
もっともコンストラクターズ・タイトルのことを考えればマッサにも
ライコネンを脅かさない程度のポイントは取ってもらいたいのだろう
が。

シーズン前の私の予想は、ライコネンが唯一チャンピオンを逃すとす
れば、マッサとの争いが激しくなり二人でポイントを食い合う隙に、
アロンソやハミルトンに逆転されるというものである。

次のバーレーンでマッサが勝てなければ、彼はシーズン開幕早々、ラ
イコネンのサポート役に回らざるを得ないだろう。
もし、フェラーリがそうしなければ、マクラーレンは大喜びである。


▽ペナルティと作業ミスに泣いたマクラーレン

このフェラーリの独走状態を助けたのが、またしてもFIAのペナルティ。
マクラーレンの二台がQ3でハイドフェルドのアタックを妨害したとし
てスタートグリッド5番手降格のペナルティを得た。
確かに彼らはレコードラインを走っていたので、ペナルティと言われ
れば否定するのは難しいだろう。
だがこれで、レースの興味は大分薄くなった。

それでもマクラーレンのヤングタイガー二人は、素晴らしい走りを見
せてコバライネンは3位、ハミルトンはピット作業のミスにもかかわら
ず5位に入ることに成功した。
誤算だったのはBMWのクビサが2位に入ることにより2ポイントを失って
しまったことだろう。

だが、前回同様BMWのパフォーマンスは素晴らしく、一瞬の隙をみせれ
ばマクラーレンでも逆転するのは至難の業であることをまたもや証明し
た。
フェラーリを追うマクラーレンにとってこのBMWの予想外の躍進は、前
半戦を難しくするかもしれない。

コバライネンは予選でも、素晴らしい走りを見せハミルトンよりもいい
タイムを刻み、開幕戦では逃した表彰台を得た。
燃料はコバライネンが一周分多く積んでいながら、ハミルトンより速い
とはなかなかのパフォーマンス。
開幕前は正直、ハミルトンが相手では厳しいかなと予想していたが、こ
こまではハミルトンと互角にやり合っている。
初勝利も近いかもしれない。

この若い二人の争いは、今シーズンのもう一つの見所になりそうだ。

ちなみに、このペナルティの影響でレギュレーションが変更されるか
もしれない。
一定以上のラップタイムで周回することを義務づけるというのだ。
早ければ、この新しい規約は次のバーレーンGPでは導入されるかもし
れない。

ルノーのアロンソは目立ちはしないが、いい仕事をしている。
並のドライバーであれば、今のルノーでは、入賞するのも難しい状況
である。
それをアロンソは重いマシンでスタートし、予選の悪さをカバーし、
8位に入賞する。
その手腕はさすがに、元ワールドチャンピオンと言える。


▽BMWに次ぐトヨタのパフォーマンス

BMWと並んで予想を上回る走りを見せているのが、トヨタ。
特にツゥルーリは素晴らしい。
私は何回も話しているが、ツゥルーリはトヨタの宝だ。
彼を上位チームが引っ張らないのは不思議でしょうがない。
トヨタにとっては幸いではあるが。
ツゥルーリはオープニングラップの接触がなければ、表彰台も夢では
なかった。
ただ、これからも何回かチャンスは訪れそうである。

ホンダは、今回も良くも悪くもないレースを見せた。
前回、素晴らしい走りと馬鹿げたミスを見せてくれたバリチェロは、今
回もまたもピットでのスピード違反という簡単なミスをして順位を落と
した。
もっともそれがなくても、バリチェロは入賞するにはほど遠い出来だっ
た。

ホンダの問題点は、昨年アグレッシブなマシンを設計し、歴史的な大失
敗をしたので、今年はコンサバなマシンにしたことが原因であろう。
F1において、普通のマシンは普通以下の結果した生まないのが、通常で
ある。
ただ、バトンのベストラップは全体の4番手で悪くはない。
ファーステスト・ラップを記録したハイドフェルドとの差が0.35秒。
ロングランのペースは悪くはないのだが、予選でのスピードがないこと
で、レースも厳しくなっている。

佐藤琢磨は、困難な状況の中でもまた、予選でスーティルを上回った。
決勝でも完走を果たすことができ、チームに貴重なデータをもたらした。
いつもながら、彼はできることをきっちりをこなしてくる。

中嶋一貴は、前回のペナルティがあったので最後尾からスタート。
第一スティントでは、良い走りを見せていたが、第2スティントで予想
外のパンクでショートにならざるを得ず、第三スティントが長くなり
失速してしまった。
今回はニコも、良くなかったので次回に期待しよう。


【編集後記】
先日、初めて東京は六本木にあるバックスカフェに行ってきました。
ご存じの方も多いでしょうが、自動車部品販売最大手のオートバックスが
経営しているカフェ・バーです。
F1ドライバーのヘルメットなどもあり、モータースポーツファンならば楽
しめるお店です。
でも、4月30日で閉店だそうです。
まだ、行かれてない方は是非一度、行ってみてください。
詳しくは、ブログをご覧下さい。

http://blog.passion55.com/?eid=736182#sequel



【イベント告知】

F1疾走するデザイン

F1ファンならば見逃せないイベントが、誰にも知られずに4月12日から6月29日、
地味に開催されます。
そこで、私仙太郎が派手に宣伝させていただきます。

場所は東京新宿のオペラシティにあります、東京オペラシティ アートギャラリー。
展示物はなんと、その時代時代を代表するF1マシンです。

1950年代から現在に至るF1が発展するプロセスにおいて、デザインの果たした革
新的な役割に注目した展覧会です。
本展覧会では、1950年代から現代までの代表的なF1カーを英国及び日本の所蔵者
から貸し出しを受け、展示。
そのほか、写真、映像、パーツなども併せて展示し、F1カーが造られる過程やデザ
インとテクノロジーの融合の様を紹介します。

F1におけるテクノロジーの進化は常に英国系コンストラクターが中心でした。

逆にフェラーリは、非力な英国系コンストラクターとは違い、新しい技術の導
入には消極的でした。
セミオートマチックを採用したのも英国人のジョン・バーナードです。
もっともこれには、きちんとした理由があって、フェラーリは勝つことだけ目的に
してをF1で活動していました。
だから、信頼性に欠ける新しい技術を導入することには、慎重だったのです。

このイベントはUK-Japan2008の一環として開催されます。
UK-Japan2008は、2008年1月から12月に開催される様々な公認イベントや活動を通
じて、芸術、科学技術、クリエイティブ産業の分野で創造性あふれる現代の英国をご
紹介するとともに、日英間のコラボレーションの活性化と両国のさらなる発展をめざ
す催しです。

ですので、今回の展示会では英国系コンストラクターの展示が中心になります。

ちなみに、我らが佐藤琢磨選手はUK-Japan2008の親善大使に任命されています。
http://www.ukjapan2008.jp/event-pickup/080312j.html

音声インタビューはこちらからどうぞ。
http://www.ukjapan2008.jp/radio/index.html


どうでもいい情報ですが、駐日英国大使の名前はフライだそうです。
フライ言えば、ニック・フライ ホンダF1レーシングの代表と同じ苗字です。
トリビアな情報でした(^^)/。

詳しくは、下記のホームページをご覧下さい。

オペラしてシティHP
http://www.operacity.jp/ag/exh/index_sch.php



【読者プレゼント】
今回は、なんと主催者の方のご厚意により、読者プレゼントとして招待券二枚を
1名の方にプレゼントします。
ご希望の方は、下記の必要事項をご記入の上、メールをお送り下さい。

応募の締め切りは4月19日とさせていただきます。
応募者多数の場合は、抽選で当選者を決めさせていただきます。
当選者の発表は、商品の発送をもってかえさせていただきます。

メールの送り先は下記のアドレスです。
ご注意下さい。

メルアド:sentaroh@r3.dion.ne.jp
件名:【メルマガ】F1 疾走するデザイン ペアチケット申し込み

【記入事項】
名前:
郵便番号:
住所:
観戦記及びコラムの感想及び今後期待すること:



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仙太郎
70年代からF-1を見続けているF1フリーク。
F-1以外にもWRC、サッカー、野球、NFLにも詳しい。

サッカー関係のブログもやっています。
是非、ご覧下さい。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/passion/


F1好き、クルマ好きの方はこちらのブログへ。
http://blog.passion55.com/

励ましやご意見のある方はこちらのアドレスまで、
どうぞ。
sentaroh@r3.dion.ne.jp

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┃●F1ハイパーニュースは、F1ファンのページより発行されています。 ┃
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