Art of Life 研究所の、メルマガ第1号です。

プレイバックシアターに出会い、プレイバックシアターの魅力に触れてもらおうと、
誠意と情熱でもって、感染力を日々高めているところです。
このメルマガで、伝染力が増すことを願っています。
あなたも是非、伝染に一役かってくださいね。楽しみにお待ちしています。

__________________________________________________________________________________________________________

About WorkShop 
Beautiful Life
Communicable Story
Decisive Sentence
__________________________________________________________________________________________________________

About WorkShop                 http://www.all-pt.com/allws.html

☆夏合宿                         http://www.all-pt.com/camp.htm
  7/29(土)30(日) 和歌の浦の大パノラマをバックにプレイバックシアター

☆Kokoroほぐしワークショップ             http://www.all-pt.com/kokoro.html
  毎週火曜(6/6 13 20 27) 10:30-12:30 ¥3,000 チケット(6回)¥15,000
 
☆おとなのための自己発見表現講座       http://www.all-pt.com/otona.html
  第1・4木曜(6/1 22 29) 19:30-22:00  ¥3,000 チケット(12回)¥32,000

☆マンスリーPT                    http://www.all-pt.com/monthly.html
  第1月曜(6/5) 19:00-22:00   ¥3,000

☆PT体験1Day                     http://www.all-pt.com/1day.html
  第2土曜(6/10) 10:30-16:30  ¥6,000 

☆コアトレーニングコース              http://www.all-pt.com/coa.html
  6/11(日)  10:30-17:30   ¥13,000  講師/橋本久仁彦

☆ALLでALL(nihgt)                 http://www.all-pt.com/allall.html
  第4金曜(6/23) 19:00-自由解散 

☆個人セッション                  http://www.all-pt.com/allws.html
  メールか電話でお問合せください。
   
*講師記載のないものは、渡辺美佐子がファシリテートしています。   
__________________________________________________________________________________________________________

Beautiful Life

キッチンの片隅で、バランスを崩しそうになるくらい伸びている葱。
根っこに近い白い部分を、コップの水につけておいたのだ。
宿泊で家を留守にする時は、冷蔵庫チェックを怠れない。
刻んだ葱は冷凍庫へ、残りを捨てずにコップに入れた。
たった2日前のこと。

その勢いのいい葱の成長を見て、思い出す。
パーソンセンター・ド・アプローチ(来談者中心療法)の
カール・ロジャース(Carl Ransom Rogers 1902年-1987年)だ。
農学者でもあった彼は、ある日、自宅の地下室で、
じゃがいもの箱から、いびつにはみ出して、
小さな天窓めがけてぐんぐんと伸びているのを目撃した。
「生命は、邪魔さえしなければ、生きようとする。」と発見したのだ。
人も邪魔さえしなければ、そのじゃがいものように、自ら成長するものだと、
徹底的にクライエントを中心とする来談者中心療法が生まれたと聞く。

わたしたちの生命が生きようとしている、その魂の邪魔をどれだけしてきたことだろう。

お味噌汁に入れる葱の切れ端が、
今朝も、静かに、わたしに教えてくれる。

__________________________________________________________________________________________________________

Communicable Story

彼女は、初めての入院だった。
産院では、産後のママたちが、幸せそうに廊下を歩いている。

初めての経験に不安を抱えながら、
緊急入院してくる騒がしい大部屋で、眠れない毎日を過ごしていた。

予定日を過ぎても生まれて来そうにないお腹の子を抱え、
「産む気あるの?」と母親失格の烙印を平気で突きつける医者の言葉を、
ただただ黙って、ひとり胸のうちに収めるしかなかった。

そんな彼女に、妊娠中毒症で合併症を危惧した医者は、帝王切開を勧める。
が、自然分娩にこだわっていた彼女は、どうしても譲らなかった。
医者に嘆願したリミット、ぎりぎりで、陣痛が始まった。

身体中が機械で管理された。
心拍数や超音波のほかにも、輸血の際の血管確保のために点滴をする。
がんじがらめで、身動きできない状態だ。
お腹の中の子どもだけが、のんきにお腹を蹴っている。

長時間にわたる出産は、母体を衰弱させた。
一昼夜で、16kgも体重が減少したのだ。
看護婦さんが見間違えるのも無理はない。
最終的には、吸引分娩。会陰を切る前に裂けてしまった。
「だから、早く切れば(帝王切開)いいって言ってるのに。」
「裂けると縫いにくいのよね。」という冷たい医者の言葉が胸に突き刺さる。

力のない手で、生まれてきた娘を胸に抱く。
生まれてきてくれて、ありがとう。
生命を胸に抱き、生きて初乳を与える喜びに涙が止まらない。
生まれてきてくれて、ありがとう。

今日は娘の誕生日。もう16年も前の話だ。

__________________________________________________________________________________________________________

Decisive Sentence

「何かを強く望めば、宇宙のすべてが協力して、実現するように助けてくれる」

            『アルケミスト』パウロ・コエーリョ 作 角川文庫 より

__________________________________________________________________________________________________________

■ 編集後記

今回は、第1号ということで、テラーの承諾を得る充分な時間が取れなかったので、
Communicable Storyは、わたしのストーリーにしました。

あるプレイバックシアターのパフォーマンスで、
「娘が母の死に際に、伝えたい言葉が言えなかった」というストーリーの後に、
わたしがテラーになったとき、語られたストーリーです。
それは、そのカンパニー誕生の初公演の日のことでした。

最後の一文だけは、リアルな今、現在です。
そのときの必然性とは違う意味で、今日、
このストーリーをここで語りたかった理由です。
聴いてくれて有り難う。

__________________________________________________________________________________________________________

■ 発行 Art of Life 研究所 代表 渡辺美佐子
         大阪市北区天神西町4-4        06(6365)6550
                                 http://www.all-pt.com
■ 感想や情報提供をお待ちしています。       info@all-pt.com 
__________________________________________________________________________________________________________